目次『臓腑病機の歴史』 |
作成途中2010/12/01
臓腑病機の歴史
-中国医学の歴史的変遷を概観する-
九峰堂 矢田 修
・・・・・・目次・・・・・・
はじめに
一、中国医学の画期について
二、幾つかの注意点
三、臓腑病機定式化の時期
(一)肝の疏泄・二十世紀半ばに定式化
戴昭宇論文「疏泄について」の要旨
(二)肝と鬱と情志・十七世紀半ば以降に定式化
四、臓腑病機についての主要文献
『雑病広要』臓腑総説の分類綱目と引用文献
五、臓腑病機の現状
六、臓腑病機の変遷
(一) 宋以前(分類の定型化・形式化)
(二) 北宋から南宋(脱定型・多様な表現が現れる)
(三) 金元・・・運気論・相火論
(四) 明清・・・現代中医の基礎
七、脾胃と腎
(一) 銭乙は脾胃と津液を重視
(二) 孫兆(十一世紀)
(三) 許叔微
(四) 厳用和
八、陰虚・・・内容、発生機序、種類
九、丹渓の陰虚火動
(一) 宋学の影響
(二) 陽有餘陰不足論
(三) 相火論
(四) 真陰煎熬の原因
(五) 文献摘録
十、肝陰虚について
(一) 現代の肝陰虚
(二) 高鼓峰から魏之琇(玉黄)へ
十一、病理産物
(一)内風・熱による生風
(二)痰
十二、室町から江戸(元から明・清)にかけての日本
(一)《日本からの留学者》
(二)《来日(長崎)中国人・帰化人》
(三)《輸入医書と和刻》
(四)《腹診書・鍼灸書引用の中国文献例》
(五)《田代三喜と曲直瀬道三以降の日本》
十三、その他
十四、参考文献
今後の補充予定
(1) 心の病機と神について
(2) 肺の病機
(3) 臓腑の病機と奇経のかかわり
(4) 三焦について
(5) 命門と相火
(6) 脾陰虚・胃陰虚・気不統血
(7) 胆気虚・心胆虚怯
(8) 伏火・・・・・・・・・・・・・・・など
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