動気-4-『鍼灸溯洄集』動気三候 |
巻上・動気三候
【メモ】
『鍼灸溯洄集』の動気三候は、独立した項目として
虚里の動とは別に記載されているが、
『診病奇侅』では虚里の項目の中に収められている。
『通俗傷寒論』でも、同じく動気三候に相当する部分は、
虚里の項目の中に収められている。
【本文】
巻上・動気三候
(『診病奇侅』などを参考に句読点をふり、文節ごとに〇数字をいれた。)
「①浅按便得、深按却不得者、気虚之候。
②軽按洪大、重按虚細者、血虚之喉。
③有形而動者、積聚之候。
〔細字注沈遅之中或滞一止者、寒積也。
実数中或一止者、熱積也。猶有口授。〕」