症例・暴盲-2 診断・治療 |
【問診表からの情報】
【四診情報】
【診断】
【治療】
【問診表からの情報】
(一)飮食三食のうち、米飯は二回(二)便・・・・一日一行、問題なし
((麺類がすき、朝は果物、ヤサイジュース)
果物大好きでよく食べる
(例・もも一個、さくらんぼ一パックなど一日数回)
《飲み物》
野菜ジュース(200cc)、果物ジュース(350cc)、コーラ(350cc)を、ほぼ毎日飲んでいる。
(三)睡眠・・・・pm10.00-am7.00
(四)運動・・・・運動していない、歩かない。自転車で通学15分。
(五)選択項目で○をつけたもの肩首の凝り、
疲れやすい、
暖かいものがすき、のどが渇くが余り飲まない、
眼が疲れる、
視野に黒いものが飛ぶ、
よく頭痛がする(頭頂部)、
やる気が出ない、
少し動くとすぐくたびれる、
鼻炎(春・小児期からあるが軽い)・
耳鳴(疲れるとキーン、小学校四~五年頃には始まっていた)
【四診情報】
(一)望【生理】①眼神やや不栄(二)聞・・・・問題なし
②頬やや紅、
③舌・淡紅、白薄苔
(三)問・・・・母親が問診標に記載
(四)切①脉
やや緊・濇で短気味、(72拍/分)
(浮取~沈取の幅やや少ないが細というほどでもない)
②腹・・・・心下から臍にかけて緊張あり。心下痞。
③背部
後頚部に強いコリ。
背部は触ると、くすぐったい。
脊柱T4~6督脉上に圧痛
④手足
足は冷たい。(顏面はやや紅色)
要穴・・・行間に圧痛(右≦左)
百会から顖会にかけて硬結
初潮11歳・
周期30日・
期間10日
生理痛強い(生理中5日ころからお腹が痛む)
生理終わると体力が落ちる
一番最近の生理・5月25日から10日間
(一)弁病・・・暴盲
(二)弁証心肝血虚
陽亢
気滞
気虚
【病因病機】・・・・・・最後に、考察の項で検討する。
【治療】・・・・・・配穴と方解
、(一) 基本配穴肝兪(瀉)・・・・・・・・・・・疏肝理気(二) 加減
大腸兪(補)・・・・・・・・・降気補陰気
脾兪(補)・・・・・・・・・・・補気
三陰交(先瀉後補)・・・疏通、舒筋、養血前頂(瀉)・・・・・・・理気、降気、(最初の二回と十三診7/11)
労宮(瀉)・・・・・・・清心火、(十二診7/8と十三診7/11)
照海・・・・・・・・・・・養陰降気、(十四診以降)