理概念の四つのクラス・・・山田慶児のレイヤー・システム図 |
山田慶児『朱子の自然学』岩波書店1978山田慶児『朱子の自然学』岩波書店1978p443図19
p443に理概念の四つのクラスという図がある。
これは、荀子やアリストテレスの存在認識に通じるものだ。
無生物・・・気・・・・・Aというふうに、対応している。
植物・・・・・生・・・・・B
動物・・・・・知・・・・・C
人間・・・・・義・・・・・D
参考・
鍼灸の扱う身体とは-3 関係性
層-Layer-レイヤーという、見方
伝統医学とGNH-⑨二、人間学の必要性
荀子(BC3)は王制篇で、無生物・植物・動物・人間を、気・生・知・義の四層で区分した。
一方アリストテレスは、生命を持つもの全てにanima(心魂)を認め、その働きを三つに分類した。
両者を比べてみると、似たような考え方であることがわかる。