「気滞」は、七気という病に含まれていた・・・人有七情、病生七気 |
むかし「気滞」は、七気という病のなかに含まれていた。
楊士瀛『仁斎直指方論』1264巻之五
諸気・諸気方論
「人以気爲主、一息不運則機緘竅根、一豪不続則窮攘判。
陰陽之所以升降者、気也;
血脉之所以流行者、亦気也。
營衞之所以運転者、気也;
五臓六腑之所以相養相生者、亦気也。
盛則盈、衰則虚、順則平、逆則病。
気也者、独非人身之根本乎?
人有七情、病生七気。
七気者、寒、熱、怒、恚、喜、憂、愁、
或以爲喜、怒、憂、思、悲、驚、恐、皆通也。
然則均調是気将何先焉?
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(以下、梅核、中満、上気、気膈、気滞、気秘、気中、五積、六聚、疝瘕、癥瘕、などについて
病能と方剤が列挙されている。)」