気虚感冒・・・発汗・解熱し、短時間ですっきりと風邪を経過 |
脾胃気虚(易疲労・身重・腹痛を伴う下利と便秘をくりかえす・朝起きるのがつらい等)や、血虚(経血量減少・目疲労等)があって、
一年ほど前(2012)から漢方の治療を受ている。
二年ほど前(2011)から、風邪をひいても熱が出なくなり、発汗することも無くなり、すっきり治らずに一週間以上グズグズするようになった。
(以前は発熱し発汗して治っていた)
鍼は、2013年の一月末が初診である。
週一回治療している。
今回は2/15a.m11.30に治療
今朝咽が少し痛かった。今朝は腹が張ってキリキリ痛んだ。
仕事を早引けした。
今は喉は痛くなくなったが、急に熱っぽくなり37.5度(平熱36.5)、節痛と惡寒。
「家族から風邪がうつったかも・・・」と。
脉・緩(78/分)
舌・平常(淡紅薄白苔)
風寒感冒
治療・・・・先に素体の内傷に対応して後、外感の邪に対応右脾兪(瀉、接触)
双照海(補、接触)
双合谷(補、接触)・・・ここまでは素体に対応
双外関(瀉、浅刺)・・・これは外感に対して解表
経過(2/19聞き取り)
治療当日夜、二回発汗し解熱した。
翌日2/16には、風邪の諸症はなくなり、仕事に出かけた。
「腹が張ってキリキリ痛む」のは、2/15の朝のみで、以後はない。
久々に発汗・解熱して、短時間ですっきりと風邪を経過できたようだ。