動的な平衡・・・升降出入 |
思いつく範囲での「基本原理」(六)、動的な平衡の補足
ひとは、
①外界(環境)の気(広義)を「摂取」して、
②体内で「変化」させて「循環」させて心身を養い、
③体内で不要になった気(広義)を「排出」する。
体内の気は、常に動いて升・降・出・入しながら、一定の状態を保つ
取り入れる外界の気は、水穀(脾胃から吸収)とである。
清気(肺から吸収)
(これらは、後天の気と呼ばれる。)
排出されるものは、便・尿・汗・呼気などである。
(広義にとれば感情の発露なども含まれる。)
後天の気は、脾胃とによって気血津液に変化し、全身をめぐる。
肺
取り入れられたこれらの後天の気は、父母から受け継いだ腎中の精気と共に元気(生命力)となる。
元気の表れが、臓腑や経絡の生理活動(機能という意味での気)となる。
気(広義)の運動パターン(気機)は、升・降・出・入の四腫の形式にまとめることができる。
出入は身体の、内と外との気機である。
出入は「升降」という体内の気機と関連する。
「収散」