個別対応だから、簡単にはいかない |
「せき喘息」と診断された症例の経過を、
簡単にまとめようと思ったのだが、これがなかなか・・・。
やはり、手間と時間がかかる。
鍼で治療しつつ、
体調をみながら患者に自分で少しずつ吸入薬を減らしてもらい、
結局五か月ほどで吸入薬を休止し、
全体の体調も良くなり、もちろんセキ・痰も出なくなった。
「100人のせき喘息患者に吸入薬を処方して、改善したのは〇〇パーセント・・・」
という統計的な報告よりも、
個別に弁証し、病機を考えて対応する中国医学のほうが、
記録するのに何倍もの手間がかかる、と思う・・・多分。
(統計的な手法はやったことがないので、想像だけど)