『乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか』・・・くつがえる乳製品の定説 |
径書房; 初版 (2008/10/15)
穏やかにいえば、間違っていた。
あからさまに言えば「ウソだった」といことになる、
乳製品に関する“定説”。
近代乳業による乳製品を多量に摂取すると、生殖器関連の癌(乳がんや前立腺がん)は増える・・・というより、
乳製品が、生殖器がんの多様な発病因子の中のトップ(ちょうど肺がんにおけるタバコ、中皮腫におけるアスベストに相当)・・・という話らしい。
まだ半分ほど読み進んだところだが、多分間違いなさそう。
初版は2000年
本書は、著者自らの乳がんを“科学”した記録でもある。
しかも命がけだ。
科学者とは、こうでなくてはいけない。