歴史を知ろう-3 桜沢が何故あれほどの執念でシュヴァイツァーと対決したのか・・『長州の天皇征伐』・ |
半分読んだところなのだが、まあ、読んでみてほしい。
論の根拠はすべて挙げられており、事実は調べればわかる。
推測の部分は、そのように書いてあるのでそれとわかるし、
各自で判断すればよい。
まずは読むべきだろう。
たとえば、こんなところなど、・・・
太田竜『長州の天皇征伐』鳴甲書房2005
p170「この時期二、三百点のユダヤ批判文献が出版されたが、その中で最も深く掘り下げているものを一冊上げよ、と言われれば、それは、桜沢如一の『白色人種を敵として-たたかはねばならぬ理由』(昭和六年、昭和十四年)であろう。」
桜沢が、何故あれほどの執念でシュヴァイツァーと対決したのか、
理由の一端が垣間見えたように思う。
昭和初期にフランスに滞在し、世界を動かしている仕組みを目の当たりにしたのだろう。
すでに70-80年もたって9.11と3.11を経てやっと、気が付くとかどうか、というのが今の日本だ。