強大な権力と、メディア・・・合衆国憲法と「アラブの春」 |
とりあえず書名と、出版社の内容説明をメモする。
9.11以後に次々と、連邦政府と大統領の権限が肥大しているのはなぜか。
(憲法違反の捜査手法など)
あの大統領選挙の茶番劇のしくみはどうなっているのか。
ワシントンDCとは何か。
南北戦争とはなんだったのか。
奴隷制について。
アメリカの司法制度の不思議。・・・などなど、合衆国憲法から謎が解ける。
EUも、次第にUSA化して行って、米大統領のような巨大権力を持った指導者が生まれるのだろうか。
なんにせよ、デカすぎるのは良くない。
メディアによる世論操作と目くらまし、そして「超限戦」の具体例が、「アラブの春」にある。
コリンP.A.ジョーンズ
『アメリカが劣化した本当の理由』
新潮社新書(2012/12)
憲法の下の不平等、参政権のない国民、多すぎる訴訟……。民主主義はアメリカに学ぶな!
「アメリカは自由と平等と民主主義の国」なんて幻想だ。
合衆国憲法には民主主義という言葉も出てこなければ、国民の投票権も幸福追求権も謳われていない。
奴隷制度と人種差別を正当化してきた法律は今なお暗い影を落とし、一票の格差など問題にすらならない。そのうえ大統領や連邦政府の権力は増す一方で、個人の自由は狭まるばかり――。
アメリカ出身の法学者が、超大国をおかしくした制度疲労の真相に迫る!
重信メイ
『「アラブの春」の正体-欧米とメディアに踊らされた民主化革命』
角川oneテーマ21(2012/10)
[ 内容 ]
中東に訪れた「民主化」の波。独裁政権崩壊という同じような状況に見えて、その内実は大きく異なる。なぜNATO軍はリビアにのみ軍事介入したのか?天然資源取引における基軸通貨戦争とは。欧米の、資本の原理が潜む。
参考歴史を知ろう-11 “新しい戦争”と伝統医学の関連 を考えるための参考文献