第二巻・湯液証+鍼灸証篇・・・『臓腑経絡から見た薬方と鍼灸』(たにぐち書店2014/3/23) |
本日、
池田政一編著・監修・漢方陰陽会有志編著
『臓腑経絡から見た薬方と鍼灸』
第二巻・湯液証+鍼灸証篇
(たにぐち書店2014/3/23)8000円
が届いた。
140あまりの漢方処方に、出典の条文、などが記載されている。
後代の(日本の)解釈、
池田氏の病理・病証・脉・腹などの解説・鍼灸の証と
治療法症、
そして症例
なんと銀翹散も収録されている。p111-p113
家族に銀翹散を用いた症例のなかで「温病家が『傷寒論』の薬方では治らないという意味がわかったような気がした」というあたりは、さすが臨床家という感じがした。
日本漢方・中医湯液・中医鍼灸・経絡治療などの流派を問わず、
裨益するところが大きいと思える書である。
ただし読み解くには、手間がかかる・・・。