至陰の灸・・・逆子もどる |
鍼灸と漢方で不妊治療しているうちに、自然に妊娠した
40歳の女性。(婦人科の治療はしていない)
もともと気虚と湿があるが、つわりも軽くて、順調に経過。
32週になって、逆子。
xx年6/23
先週の検査で逆子になっていると言われた。
触ると、頭が右の脇腹のあたりにあり、横向きに近いか、あるいは頭は少し上にあるようだ。
(二週間前までは、頭は右少腹から恥骨あたりにあった)
舌・淡紅、剥、薄白苔
脉・滑(右寸関浮、左尺やや細)、微数(84/分)
口渇有
このところ暑くて、アイスやスイカを食べた。
腰に冷感(自覚)あり。・・・触れても特に冷たくはなかった。
【治療】至陰・・・直接灸(半米粒3壮)【注意】
陽池・申脉・・・鍼(接触)生冷の飲食は控えること。
【経過】6/23治療後二日ほど、胎児はよく動いていた。
6/30の検査では、正常位置(元々の下腹右に頭)に戻っていた。