三焦・・・最近の論説のメモ |
①林 孝信
「三焦の構造と概念の変遷」
(季刊『内経』207号-2017夏号)
②曺 桂植
「三焦と間質液スペース」
(『中医臨床』149号-2017年6月)
③田中 実
「三焦と心包の中西医結合的観点からの理解の試み」
(『中医臨床』148号-2017年3月)
②や③等の形質に関わる三焦については、①のような
『内経』『難経』『傷寒論』あたりまでの三焦概念の変遷を押さえたうえで、さらに
金・元以降の相火説(君火相火の二火論)が加わり、
温病の三焦によってさらに内容が拡張された
『現代の三焦論』として論じる必要がある。
参考・・・・カテゴリ・三焦・膜原